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  • 執筆者の写真kusanoyukari

【家づくり】ハウスメーカーか設計事務所か?

更新日:2022年12月1日

こんにちは。クサノユカリ建築設計室です(^^)


私たちは、家づくりをメインに設計活動をしているのですが、過去に、ハウスメーカーや建売住宅で家づくりの経験があったり、ショールーム(住宅展示場)に行き、住宅の相談をしたお客様が、弊社のような設計事務所へ相談に来られる事が、多くなってきました。


皆さんが口を揃えて言われることがあります。

「今週中に間取りを決めてください。と急かされた」

「こだわりたかったのに、キッチンはこのメーカーの中から。壁はこのカタログから。と、決まった中でしか選べなかった」

「単身で住む家を探していたのに、ファミリー向け物件ばかり紹介された」

「社内ルールが多すぎて希望の家が実現しなかった」


ハウスメーカーや建売住宅の会社は、設計事務所と工務店が合体したような業務形態です。

その為、会社には設計士と現場監督が在籍しており、設計→工事をなるべく時間をかけず、テンポよく「さばいていく」ことが重視されます。


あえて、「さばく」という言葉を使用した理由があります。


ハウスメーカーや建売住宅に、設計士と現場監督が在籍しているということは、両方に常に仕事があって、まわっているのです。なので、設計にこだわって、設計期間が「長引く」と、工事スタートがずれ込んでしまい、現場監督が仕事が無い状態となってしまいます。

※「長引く」というのは、会社の予定(=都合)上の話です。

同じような仕様・規模の住宅を建て続け、件数をこなすことで売り上げを出しているので、一つ一つにじっくり時間をかけてしまうと、コスパが悪くなってしまいます。


設計士も現場監督も、1つの物件にじっくり関わるわけではありません。複数の物件を一人で抱えているので、それぞれの物件のお施主様のこだわりや細かな要望に応えたり、無数にあるメーカーから一つ一つ商品を選ぶと、さばききれなくなるのです。

つまり、間取り・仕上げ・メーカー等を標準化(選択肢を絞る)しないとまわらなくなるのです。


その為、お客様の予定やこだわり重視ではなく、会社のスケジュール重視となってしまい、結果、「こだわれない」「急かされた」とお客様が思ってしまうのです。


設計事務所はどうでしょうか?

もちろん、一人の設計士が複数の物件を抱えることはありますが、大前提として設計監理を仕事にしているので、会社の自己都合でお客様を急かしたり、選択肢を与えないなんでことはありません。

お客様が納得された=設計の完了になります。


せっかくの家づくり。人生の中で何度もあるものではありません。

ほとんどの人が人生で一番高い買い物になる家ですので、とことんこだわってみませんか?


クサノユカリ建築設計室では、初めてのお客様とは無料相談という形で、暮らしのスタイルや趣味・好きな物・ご家族の事 等、建築に関係ない事から親睦を深めて、そこから家づくりをスタートさせています。


お施主様の目線で言うと、建築に携わっていない人が家という建築を作るのです。

はじめは分からないことだらけで不安もあると思いますが、次第に楽しいと思ってもらえるように、じっくりと進めていきますので、上記のようなお悩みを持っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいね。

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