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  • kusanoyukari

施主支給とは??

更新日:7月13日

こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。


新築・リノベーションに関わらず、「施主支給」が増えています。

「施主支給」とは、お施主様がご自分で材料や設備機器を購入され、取り付け工事を工務店へ任せることです。


こだわりのアンティークや思い入れのあるものを使いたい、ローコストを目指したコストダウンの為に色々比較検討したい。等々。。。家づくりに関心が高まっていてとても良いことだなと思います。


私たちも、そういったご要望にはできる限りお応えしたいのですが、「やったほうがいいもの・避けたほうがいいもの」についてお話できればと思います。


これから家づくりをされる方の参考になれば幸いです。


施主支給して良いもの・避けたほうがいいもの


好きなデザインを取り入れたい!こだわりを詰め込める!コストダウン可能!ですが、事前に要確認!!


設計事務所の目線で、色々ご相談を受けたものを3種類に分類してみました。 【施主支給していただいてOK!なもの】 ・棚・机・カウンター等の家具類 ・壁紙 ・トイレットペーパーホルダー ・タオルホルダー ・ペンダント照明(※引っ掛けシーリングタイプ) ・ルームエアコン ・シンク・洗面ボウル ・スイッチプレート ・表札・ポスト 【事前に調整できればOK!なもの】 ・ドアノブ・取手 ・ドア・窓 ・フローリング ・タイル ・壁紙 【やめておいた方がいいもの】 ・スイッチ本体 ・照明器具(※引っ掛けシーリングタイプ以外) ・トイレ ・浴槽・シャワー ・水栓金物 ・換気扇・レンジフード


施主支給OK?NG? 事前に見極めるポイント


家づくり初期段階に、ざっくり見分けるポイントは下記です。 ①電気・水道と接続するかしないか? 配線工事・配管工事が生じるものは、後で不具合が起こった時に、施主支給したものが原因なのか?工務店の施工不良なのか?が分からなくなることがあり、修理が長引いたり、最悪保証してもらえない事があります。 こういったものは、希望の製品のカタログやネット画像を見せて、発注からお願いしてしまった方が安心です。 →【やめておいた方がいいもの】が当てはまります。 ②寸法・面積を正確に測らないといけないかどうか? 床のフローリングや壁一面に貼るタイル・壁紙等は、下地に凹凸や角があったり、単純な形状でない場合があり、お施主様が図面上で測られても、実際より多めに注文してしまったり、足りなかったという事が起こります。 又、下地や建築基準法によって、使えるもの・使えないものもあるので、事前に、「これは使えますか?」「〇㎡購入すればいいですか?」と確認したり、設計事務所・工務店と調整してみましょう。 調整できれば問題ないので、確認してから手配することがコツです。 後、ネットショップによっては、個人が発注すると送料が高くつくのに、業者だと送料無料になる所もあります。 工務店から発注したほうが安くなることもありますので、手配をお願いしたらいくらかかるのか、についても事前に確認しておくとお得になるかもしれません。 →【事前に調整できればOK!なもの】が当てはまります。 ③完成してから設置できるかどうか? 床・壁・天井が仕上がってから設置できるものについては、大抵施主支給OKです。 物によってはDIYでできてしまうものもあるので、コストダウン可能なものですよね(^^) 一点注意点があります。 「下地補強」といって、事前に取付け予定場所を補強しておく必要がある場合があります。 例えば、釘・ネジがしっかり留まる・重いものを取り付けられる 等です。 事前に取り付けたいものの写真やカタログを見せておくとスムーズに進みます。 →上記の、【施主支給していただいてOK!なもの】が当てはまります。


照明器具の、施主支給OK・NGの見分け方


照明器具は色々な種類があり、ちょっと見極めが難しいです。 施主支給OKなものは下記の画像のような器具になります。



これは、コンセントと同じイメージなので、照明が欲しい場所に、引っ掛けシーリングだけ設置してもらば、後で好きな照明を設置できます。 又、イメージを変えたいときにも、住まい手で変更できるので、将来的な工事費用もかかりません。

接続工事が発生するものは、ダウンライト・ブラケットライト等、壁や天井に埋め込んだり、取り外しができないものを指します。 すっきりとした空間になるメリットはありますが、故障・交換は専門業者でないとできないので、後々色々とカスタムしたい方は、引っ掛けシーリングが使えるようにされるか、コンセントを増やしてフロアライトを置く等の工夫があったほうがいいかもしれません。

長くなってしまいましたが、施主支給についてのポイントとコツでした。 建物ができてから・・・と思っていると案外できないこともあるので、気になっているデザインや素材があれば、早めにご相談されることがポイントです。 家づくりは大変ですが楽しい!と思える事が大事ですので、分からない事・やりたい事等思いついたら、設計事務所へどんどんご相談ください(^^)



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