今日は、塗装についてお話できればと思います。
DIYで壁や天井の塗装にチャレンジされる方が多くなってきたなと思います。
ホームセンターでもいろいろな塗装用品が売られていますね(^^)
今回は「塗装の下地処理」のお話をさせていただきます。
塗装は、仕上げより下地が大事です!
下地がきれいにできれば、仕上げは格段に良くなります。
我々は、中古住宅をリノベーションして暮らしています。
壁・天井等、色々な内装仕上げを自分で施工してみました。
(↑写真の白い部分はDIYでEP塗装を施工)
慣れるまでは失敗も多かったのですが、材料ひとつで仕上がりがキレイになったり、作業時間が短く済むことがたくさんありました。
【下地処理をする前に】
壁や天井を塗装する際には、下地が石膏ボードの場合が多いです。
石膏ボードとは、幅910mm×高さ1820mmが一般的なサイズで、壁や天井の仕上げを施す前の下地に使用されます。
表面に紙が貼られており、中身は石膏になります。
このボードを張ると、下記のようになります。
この状態で塗装するとボード同士の継ぎ目が見えてしまい、仕上がりがきれいにはなりません。
そこで、「パテ処理」という、継ぎ目を消す作業を行います。
(↑パテ処理が終わった様子)
パテ処理とは、ボードの継ぎ目の段差を埋める作業で、専用のパテ剤を使用します。
パテ剤には、粉で売られているものと、クリーム状のものがあります。
・粉→作業前に水と練って、使用します。
・クリーム状→あらかじめ練ってあるので、缶をあけて使用できます。
結論から言うと、クリーム状のものが使いやすかったです。
理由は・・・
①あらかじめ練ってあるので、すぐに使える
②練り具合がちょうどいい
→自分で練ると、硬い・柔らかいの調整が難しい。
③使う分だけ出せる
→粉タイプは余っても保管できない。
作りすぎてしまうと、処分することになりもったいない。
④パテ後のサンディング(やすり掛け)が少し楽
→粉タイプより、サンディング時に粉が出にくいように感じました。
良いところだらけです・・・
あえてデメリットを挙げるなら、
①あまり市販されていない
→ネット通販で購入
②量が多い
→20kgほどの缶で販売されているので、小面積を施工する方には割高。
といったところです。
一般的には粉タイプで施工する説明の動画やホームページが多いですが、クリーム状の方が施工しやすいので、試してみてはいかがでしょうか??
次回は、塗装仕上げや、塗装・左官で必要な道具についてご紹介できればと思います(^^)/
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