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真っ白な空間!!EP塗装のアイデア

更新日:7月13日

こんにちは。クサノユカリ建築設計室です。


私たちは、設計事務所を運営しながら、DIY支援というサービスを行っています。


※「DIY支援」とは・・・

お施主様が自ら施工(セルフビルド)をご希望されるパターンが増えております。セルフビルドされるにあたって、どの部分を行えばよいか、使う材料や施工方法等々、可能な限りフォローいたします。


今回は、真っ白で艶感のあるEP塗装仕上げについて、紹介させていただきます。



真っ白で艶感のあるEP塗装は、DIYでもできます!!


上の写真は、築50年の中古住宅をリノベーションした事例です。 壁・天井の白い部分は、EP塗装という内装仕上げに使用する塗料で仕上げています。 塗装仕上げをしたのは、素人の住まい手。「素人がやるとムラになったり、仕上がりが雑にならないかな・・・」と心配される方もいらしゃるかもしれませんが、材料や塗り方を工夫すればプロが施工したように仕上げることができるんです。 【材料】 ①下地処理 ・パテ材 (メーコー株式会社 MKECOスーパーパテを使用) ・ヘラ ・メッシュテープ ・盛板 ②塗装下地 ・シーラー ・ペイントローラー ・ローラースペア ・塗装用バケツ (コーナン オリジナル PROACT S型バケット ネット付き KOT-04007を使用) ③仕上げ塗装 ・塗料  (コーナン オリジナル 水性屋内カベ・浴室用の塗料を使用) ・ペイントローラー ・ローラースペア ・塗装用バケツ (コーナン オリジナル PROACT S型バケット ネット付き KOT-04007を使用) ・水(塗料の攪拌用) ・マスカー・マスキングテープ(養生用)


Step1 下地準備(業者へ依頼)


壁や天井を塗装する際には、下地が石膏ボードの場合が多いです。 石膏ボードとは、幅910mm×高さ1820mmが一般的なサイズで、壁や天井の仕上げを施す前の下地に使用されます。 表面に紙が貼られており、中身は石膏になります。 このボードを張ると、下記のようになります。 (ここまでの工程は大工さんや内装業者にやってもらいましょう。)



Step2 パテ処理


Step1の状態で塗装することも可能ですが、このままだとボード同士の継ぎ目が見えてしまい、仕上がりがきれいにはなりません。 そこで、「パテ処理」という、継ぎ目を消す作業を行います。


(↑パテ処理が終わった様子)


パテ処理とは、ボードの継ぎ目の段差を埋める作業で、専用のパテ剤を使用します。

パテ剤には、粉で売られているものと、クリーム状のものがあります。


・粉→作業前に水と練って、使用します。

・クリーム状→あらかじめ練ってあるので、缶をあけて使用できます。


結論から言うと、クリーム状のものが使いやすかったです。


理由は・・・


①あらかじめ練ってあるので、すぐに使える

②練り具合がちょうどいい

 →自分で練ると、硬い・柔らかいの調整が難しい。

③使う分だけ出せる

 →粉タイプは余っても保管できない。

  作りすぎてしまうと、処分することになりもったいない。

④パテ後のサンディング(やすり掛け)が少し楽

 →粉タイプより、サンディング時に粉が出にくいように感じました。


あえてデメリットを挙げるなら、


①あまり市販されていない

 →ネット通販で購入

②量が多い

 →20kgほどの缶で販売されているので、小面積を施工する方には割高。

といったところです。


一般的には粉タイプで施工する説明の動画やホームページが多いですが、クリーム状の方が施工しやすいので、試してみてはいかがでしょうか??


今回使用したパテ材は、メーコー株式会社さんのパテ材です。

下地処理の方法もわかりやすく紹介されております。


ここまでが下地処理・塗装準備となります。 パテ処理は素人でもできますが、やすり掛けをすると作業空間が粉で汚れます。 もし住みながらの塗装でどうしても汚したくない場合や、時間が無い等、下地処理が難しい場合は、ここまでの工程を内装業者等へ依頼することも可能かと思います。


Step3 塗装下地(シーラー塗)


パテ処理が終わったら、仕上げ塗装をする前に、シーラーという塗装下地の塗装を行います。 シーラーとは、下地と仕上げ剤の接着の強化のために塗るものです。 塗り方は、シーラーをバケツに移して、ローラーでまんべんなく塗り広げます。 塗る前は乳白色で、塗ると透明なので、特に気にせず塗ってしまいましょう。 ちなみに、私たちの経験では、シーラー塗装の工程を省いても仕上が汚くなったり、剥がれる等の不具合は起こりませんでした。

Step4 塗装仕上げ(EP塗装)

ついに、仕上げ塗装です。 Step3の塗装下地が十分に乾いたら、作業開始!! 塗料は、内装用の水性塗料を選んでください。 臭いもきつくなく、肌についても洗い流すことができます。 ※塗料は、乾くと取れにくいので、汚れても構わない長袖・長ズボンか、レインコート等を着たほうが良いです。 後、天井も塗装する場合は、飛び散った塗料が髪の毛に付いてしまうことがあります。フードを被ったり、ニット帽等も効果的かもしれません。 塗り方ですが、塗装用のバケツに塗料を移し、ローラーにしみこませて塗っていきます。 (塗装用バケツについては、【材料】に使った製品を記載しています。) コツは下記になります!! ①2度塗り。できれば3度塗りをしよう。 1度塗りでは、下地や不陸(デコボコしたところや下地処理の跡)が透けて見えてしまう事があります。 最低でも2度塗り、塗料や日程に余裕があれば3度塗りをおススメします。 3度塗ってしまえば、かなり均一で綺麗ですよ!! ②ローラーは縦→横→縦で仕上げよう。 塗料を塗広げる際に、同じ方向にローラーを動かしていると、塗り跡が目立ったり、均一になりにくいです。 なので、塗るときに、「縦・縦→横・横→縦・縦」といった感じに塗ってみると上手くいきますよ。 ③細かいところは先に刷毛や筆で塗っておこう。 角や細かな所をローラーで塗ろうとすると、どうしても後で塗り残しができてしまいます。 全体を塗る前に、細かいところはちょんちょんと刷毛や筆で塗ってしまった方が綺麗に仕上がります。 ④養生はしっかりやろう。 養生はマスキングテープやマスカーという、後で剥がせるテープです。 これを汚れたくない場所や、違う仕上げの場所に貼っていきましょう。 養生をしないと、不意に塗料が付いてしまったり、境界線が汚くなってしまうので、うまく仕上げる為に大事な作業です。


完成!!


完成しました!! 上下の写真の白い部分は、Step1~の手順で行った事例写真です。 色々と大変ではありますが、業者に依頼するよりかなり安く仕上がりますし、コツをつかめば部屋の雰囲気が変わる楽しみもあるかと思います。 おうち時間が多い今、トライしてみてはいかがでしょうか? 別の記事では、土壁の左官仕上げの方法も紹介しております。 又、他の仕上げをDIYでやる方法を随時アップしますので、お楽しみに(^^)/



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